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ーコラムー
相続税の基本

配偶者控除の基本

公開日:2015.11.5 更新日:2019.04.08

配偶者控除は、特に妻の立場の方は知っておくべきものです。 ご主人の死亡後、妻の生活を支える基盤を守るために大きな控除が用意されています。 配偶者控除のポイントを確認していきましょう。

配偶者控除の内容

配偶者控除の要点は以下の2点です。

  1. 相続財産が法定相続分までは、相続税がかからない
  2. 法定相続分を超えたとしても、1億6千万円以下の場合は、相続税はかからない。それを超える場合は、以下の計算式で控除額を計算します。

配偶者控除の計算式

配偶者控除のできた背景

夫婦は一緒に助け合って生活をし、財産形成を行います。 仮に、主人が亡くなってしまった場合、配偶者である妻の老後を保障する必要もあります。 このような事情から、配偶者控除があるのです。

配偶者控除を受けるための条件

配偶者控除を受けるためには、以下の条件を満たす必要があります。

(1) 婚姻届が提出されている法律上の配偶者であること

(2) 相続税の申告期限までに、遺産分割が確定していること

(3) 相続税の申告書を、税務署に提出することが必要です ・遺言書の写し ・遺産分割協議書の写し ・被相続人の生命保険・退職金の支払い通知書など ・戸籍謄本 以上の書類を添付してください。

 

配偶者控除を使うとどのような効果があるのか?

配偶者控除を使うことで、相続税を大幅に抑えることが可能となります。

夫婦間に子供がいる場合、配偶者の法定相続分は1/2です。 夫婦間に子供がいなくて祖父祖母がいる場合、配偶者の法定相続分は2/3です。 このように配偶者の法定相続分は、かなりの大きな割合を占めます。

この配偶者部分について、相続税を無税とすることができると、全体でも相続税の課税をかなり抑えることができます。 そのためにも、相続が発生した際、遺産分割について相続人の間でもめずに分割の方針を一致させて、配偶者控除が使える状態にすることがまずは大切になります。

「姉の方が金額が多くてずるい・・・」「私だって貢献したのに・・・」。 そのような感情的になる場面があるかもしれませんが、配偶者控除をつかうためには、遺産分割書を確定させ、申告書を提出することが求められます。 冷静に考え、課税額を抑える方法をみなさんで検討されることをお勧めします。

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