各紙が今月3日より次の様に伝えています。
『朝日新聞』
タワーマンションを使った相続税の節税をめぐり、国税庁が行きすぎた節税策がないかチェックを厳しくするよう全国の国税局に指示したことがわかった。「著しく不適当」なケースは個別に評価し直す、という通達の規定があり、全てのタワーマンションの相続について適用するかどうか検討する考えだ。
『毎日新聞』
タワーマンションの購入による行き過ぎた相続税の節税策について、国税庁が課税を強化するように全国の国税局に指示したことが分かった。サンプル調査によると、20階建て以上の高層マンションの実売価格(時価)と相続税評価額との差は平均で約3倍あったといい、税負担の公平性の観点から問題があると判断した。相続開始直前の購入や、居住実態がないケースなど、租税回避目的が明らかな事例に対する課税を強化する方針。
『産経新聞』
国税当局が、タワーマンションを使った相続税対策の監視強化に乗り出したことが4日、分かった。市場価格に比べ、課税の基となる評価額が低くなりやすいことを利用したもので、国税庁は行きすぎた節税策には追徴課税もあり得るとして注意喚起している。
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