法定遺言事項(ほうていゆいごんじこう)とは―
法定遺言事項とは、法律上、法的効力が認められている遺言事項をいいます。
原則、遺言には何を書いても問題はありませんが、法定遺言事項以外の遺言内容には法的効力がありません。すなわち、法定遺言事項以外の遺言は、遺言作成者の意思表示的な意味合いを持つだけのものということになります。
法定遺言事項以外の遺言事項は付言事項と呼ばれていて、例えば、「自分の墓に○○を埋めて欲しい」といった自分の希望や、「家族への感謝の気持ち」等様々な内容があります。
付言事項についてはコラム「遺言書の「付言事項」とは?【参考文例あり】」で文例を多数挙げながらご紹介しています。また、「遺言には何を記載できる?~法定遺言事項と付言事項について」では、兄弟間トラブルを回避する、妻に全財産を遺す、長男に会社の経営権を相続させる、といった活用例を紹介しています。あわせてご参考ください。
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